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第二十四回:レッジョのアイドル中村俊輔1

粟田レッジョの海の生ウニにアタル?! 僕がレッジョにいた時、中村俊輔はイタリアで最初のシーズンを過ごして いた。
移籍当初のカップ戦で芸術的なフリーキックを決めてから、レッジョ市民は いままで見たことも聞いたこともない日本人に対して、とても友好的になっていた。 ブラジル人でもないのになんてゴールを決めるんだ、なんてプレーをするんだ。

もうすでにレッジョのアイドルNAKAMURAという曲が出来たぐらいだ。 この歌の軽快なリズムがWeb上で表現出来ないのはとても残念なのだが、それぐらい彼らは中村の事を愛している。

街を歩いていれば、NAKAMURA!と声をかけられ、一緒の歌を歌うのが挨拶になり、Barでカフェを飲んでいればNAKAMURAの質問をされ、サッカー談義に花が咲く。

レストランで夕飯を食べていたら日本人の男だというだけで写真を取りまくられたり、想像をぜっする歓迎ぶりであった。 僕らの毎日の日課として、レッジーナの練習の取材があった。 海辺のサンタガタ練習場まで歩いていると、「サンタガタに行くんだろ!オレの車に乗っていけよ。」と声をかけられたことは数え切れなかった。 しかし、一年目の彼はなかなかチームに溶け込めていないようであった。

シャイで口数の少ない彼はラテン系気質の南イタリアのチームとのメンタリーティーの違いや言葉の壁に苦労しているようであった。 僕もやっとその頃イタリアで働くことに慣れ始めた時だったので彼の苦悩は少し理解出来たような気がしていた。 そんな彼はいつも新聞記者に囲まれていて、なかなか話しも出来なかったが ある日の練習帰りに2人で話すチャンスが訪れた。

質問をまったく用意していなかった僕はちょっとしたパニック状態に陥り、思わず口にした言葉が・・・・・。

次号へ続く
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