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第四十八回:二人のたかさん VOL.2
一人目のたかさんは僕がイタリアで仕事をやり始めて一年ぐらいのときにイタリア
本島の一番南、レッジョ カラブリアで知り合った男である。

僕が何故レッジョに行ったかというと、ちょうどロンバルディアの三つ星レストランとの仕事の交渉がうまくいかず半年くらい仕事が出来ない時期があった。

その頃、中村俊輔の移籍でちょっとした話題の街レッジョカラブリアで日本向けのWEB(観光PR)のボランティアを募集していた。
寒いフィレンツェも飽きた頃だったので、ふらーと行ってみることにしたのだ。

そのときの事はバックナンバーにてご参照いただきたい。

そのときの日本人スタッフのひとりであった彼はスポーツライターを目指していて、バイタリティと行動力に溢れる男であった。
イタリアで生き抜くための技を彼から盗ませてもらった。

彼との思い出は山ほどある。ひき肉とナスだけ食いつないだ日々(ボランティアは大変なのである・・・。)時にはローマでサッカー観戦後、ラツィオサポーターに火炎瓶を投げられ生命の危険を感じたことや。万年セリエB降格の危機にさらされているアマラント(サッカーチームレッジーナのユニホーム、エンジ色のことを地元の人はこう呼ぶ)の
残留に涙したことなど、弱小チームのレッジーナを自分に重ねあわせ、北イタリアで活躍するためにお互いに励まし合いイタリアで生き抜いてきた、いわば戦友みたいなものである。

彼は今、東京スポーツとナンバーのトップの記事を書くまで出世している。
今でも、レッジョを拠点にヨーロッパを駆け巡っている。
僕からしてみれば、あのバイタリティと交渉力と才能があれば必然とすら思える。

今年もレッジーナは最終節でセリエA残留を決めた。
勿論僕と彼は心の底から喜んだ。
なぜなら、中村がレッジョからいなくなった今も僕らの血はアマラント色なのである。
バックナンバーはこちら
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