粟田圭一がすすめる極上のイタリア、ワインとグルメの旅

2013年7月15日(祝）　武蔵小山　patisserie de bon coeurにて、第36回目の極上スィーツと粟田セレクトワインの会が行なわれました。その模様をご覧ください！これからも皆様に食後の素晴らしい時間の過ごし方、デザートワインとスィーツの楽しい世界をご紹介していきます。

【デザートメニュー一覧】
ボロねぎ　ポワローとグリエールチーズのキッシュ　クレームビーツ添え
Quiche aux poireaux avec sa creme a la betterave

セミドライフルーツのヴァンショー煮　ブリゼ生地　バニラグラッセと共に
Tarte aux fruits des secs

ムース　オ　ムロン　マスクメロンのムース　シトロンベールジュレ
Mousse au melon

山梨県産太陽と白桃のティラミス　フランボワーズシロップと共に
Mousse a la peche et au fromage frais avec sa sauce framboise

クレームパッションと半生チーズの2層のケーキ
Creme au fruit de la passion et fromage demi frais

【粟田セレクトワイン一覧】

L’Angelica Rosato Methodo Classico’10
Le Barbaterre
ランジェリカ　ロザート　メトド　クラッシコ‘１０
レ　バルバテッレ

エミリアロマーニャ、クアットロ　カステッラからは周辺の自然をリスペクトした循環型農業を続ける造り手。ピノネーロ１００パーセントの瓶内２次発酵によるロゼスプマンテはこの土地の個性が反映されたバランスは秀逸。　

Anarchia'1２
Vigneti Massa
アナルキア'１２

ヴィニェーティ　マッサ
この会で何回も紹介しているモスカートの
甘口微発泡。
いかにも土壌が優れていることが明らかな華やかな芳香。
思わず唾液が出てしまう、理屈抜きにおいしい甘みを質のよいミネラルが引き締める。

Verduzzo’10
Vinai da Duline
ヴェルドゥッツォ‘１０
ヴィナイ　ダ　ドゥリーネ

フリウリの自然の生態系まで深く考慮した造り。
ミネラルと心地よい苦味と程よい酸のコントラスト。控えめな甘さは口休めにもなった。

Tazio’03
Il Buonvicino
タツィオ‘０３
イル　ブオンヴィチーノ

ピエモンテ州アレッサンドリア周辺で
ビオデナミを営む農家。

良い隣人と名のつく造り手のＳｏ２無添加のワインは
へたをするとワインヴィネガーになり兼ねないが
圧倒的な葡萄のうまみが勝る。
タツィオとはイタリア、マントヴァが生んだ｢空飛ぶマントヴァ人｣と言われた伝説的な
レースドライバーの名前でもあるが
まさにぶっ飛んだうまさ。

Passito’06
Massa Vecchia
パッシート‘０６
マッサ　ヴェッキア

トスカーナの南グロッセートの真ん中に位置する循環型有機農法を実践している優れた造り手。
今回はアレアーティコ種の極上パッシートを用意した。
黒系ベリー、シナモン、ナツメグ的スパイスと良質な酸が温かみのある質感をかもし出す。

第35回目の模様はこちら