粟田圭一がすすめる極上のイタリア、ワインとグルメの旅

La Festa della Cucina Piemontese e Vini Piemontesi 5 Dicembre 2011

Stuzzichino
ストゥッツィキーノ

Carne Cruda Battuta del Coltello
短角牛のカルネ　クルーダ
アルバ産　黒トリュフかけ

Cipolla Ripiena
チポッラ　リピエーナ

Tajalin al Ragu
di Cervo
自家製
タヤリン
蝦夷鹿のラグーソース

Brasato di Guancia
al Barolo

牛頬肉のブラザート
アル　バローロ

Pannacotta e Torta
di Ciccolata al Gianduiotto
伝家の宝刀パンナコッタと
ジャンドゥイヤ風味のトルタ
ディ　チョッコラータ


Grovis’10 Alturis グロヴィス‘１０　アルトゥリス珍しいフリウリの土着品種によるスプマンテ。セメントタンクを使った発酵、シュールリーを用い。弱めの気泡に温かみのある質感。主張しすぎないところにセンスを感じる。リボッラ　ジャッラ、マルヴァジーアのブレンド。	Dolcetto di Diano d’alba Costa Fiore’ 09 Alario Claudio ドルチェット・ディ・ディアーノ・ダルバ"コスタ・フィオーレ'０９　アラーリオ　クラウディオ間違いなく５本の指に入る素晴らしいドルチェットの造り手。ヴィットリア・エマニュエッラⅡも彼のセラーに保存して愛飲したと言われる、100年以上の歴史をもつ伝統あるワイン。紫を帯びた濃いルビーレッド、熟した果実の香りとリッチで持続性のある味わい。極上カルネクルーダにはこのタイプがベスト。	Roero Arneis Bricco delle Ciliegie’１０ Giovanni Armondo ロエロ　アルネイズ　ブリッコ　デッレ　チリエージエ'１０　ジョヴァンニ　アルモンドピエモンテ最高のアルネイズのひとつ。グレープフルーツ、リンゴに程よい酸に上質のミネラルが溶け込む。あらためてアルネイズが世界に通用する白葡萄という事を証明してくれた。


Barbera d’asti La Roera’07 Cascina Roera バルベーラ　ダスティ　ラ　ロエラ'０７　カッシーナ　ロエラピエモンテ州　アスティ近郊の５本の指に入るバルベーラの名手。安易な果実味に逃げない紳士な姿勢に共感。野性味あふれる中取り持つ良質なミネラルを感じるバランス感覚は素晴らしい	Barolo’05 Bartolo Mascarello バローロ'０５　バルトロ　マスカレッロ言わずと知れた、バローロの伝統的な第一人者。骨格とエレガントさと芳香は貫禄。改めて土壌のよさ、誠実さを感じる逸品。典型的バローロ側の質の良いネッビオーロの威厳が詰まっている。	Barolo’03 Viglione Carlo バローロ'０３　ヴィリョーネ　カルロ一般的に男性的なバローロ生み出すモンフォルテダルバであるが５００メートルの標高と４５年以上使った大樽使用の丁寧さゆえに上品な気品を兼ね備える。今まさにキノコ的風味が出てきて飲み頃を迎えつつある。


Barolo La Roccha e la Pira’98 Roagna バローロ　ラ　ロッカ　エ　ラ　ピラ‘９８　ロアーニャバルバレスコが世界的に評価を受けて脚光を浴びたが元来１５０年前から頑なに有機栽培をしていた造り手。こなれた複雑な芳香、熟成感の中に身持ちの硬いしっかり芯の座った感覚。	Brachetto del Roero Birbeｔ’09 Gicomo Vico ブラケット　デル　ロエロ　ビルベ'０９　ジャコモ　ヴィーコロエロ地区のブラケット、甘口の名手。まったくケミカルさを感じない丁寧な質感にチャーミングで華やかなチェリーとおいしいミネラルが溶け込む。わずかなやさしい発泡も心地よい。

ラ　チャウワイン会ピエモンテ地方はずば抜けた芳香を持つトリュフの産地であり、この土地以外では偉大なワインにならないネッビオーロはじめピエモンテワインの魅力があり、まだまだ日本では知られていない世界的に見ても唯一無二の奥深い食、ワイン文化を持っています。

「もっとピエモンテの素晴らしさを発信したい！」という思いで店トルナヴェントに長年勤務していたミシュラン１つ星ラ　チャウの馬渡シェフの多大なるご協力により定休日を返上していただきこのような企画が実現いたしました。