【ワインの楽しみ方講座】粟田圭一がすすめる極上のイタリア、ワインとグルメの旅

平成22年04月12日に、開催されました第5回目のシニアソムリエ粟田圭一と飯田橋　スクニッツォのコラボレーション企画、「イタリアワインと美食を楽しむ会」。その時の模様をアップしましたので是非ご覧になってください！雨の中、大勢の方にお集まり頂き誠に有り難う御座いました。超満員御礼感謝申し上げます！

10×10Brut NV Le Marchesine
チェント　ブリュット　ＮＶ　レ　マルケジーネ

ロンバルディア州、フランチャコルタの名門ベルルッキ社と親友関係に
ある優れた造り手の１００周年記念スプマンテ。
ピノ　ビアンコ、シャルドネ、ピノネロのブレンド。
きめ細かい、気泡と爽やかなさりげなさの中に複雑さが同居する。
アスパラのムースとキャビアのスタートに華を添えてくれた。

Guardia Sanframondi Falanghina'08 Aia dei Colombi
グアルディア　サンフラモンディ　ファランギーナ'０８　アイア　デイ　コロンビ

カンパーニャの代表白品種のファランギーナ。
迸るミネラルと上質な甘みを
心地良い苦味が引き締める。
土壌のよさと丁寧な作りは本当に素晴らしい。
今が旬の白海老の甘みを引き出し、ふきのとうとの苦味の相乗を狙った。

Carso Vitovska'02 Zidarich
カルソ　ヴィトフスカ'０２　ヅィダリッヒ

フリウリの一番、スロベニア国境の地域カルソからは
時にはアドリア海からの風が風速１００メートル以上になる厳しい
場所でも逞しく育つヴィトフスカ種。
豊富なミネラルと鉄分、安易な甘みに逃げない
極限まで自然な造りにこだわった
膨大な余韻。
手強い蛍烏賊とも見事に寄り添ってくれた。

Campania Rosato'08 Monte di Grazia
カンパニア　ロザート'０８　モンテ　ディ　グラッツィア

カンパーニャ州、アマルフィから内陸へ１０キロ
標高４００メートルの寒暖の激しい優れた立地から
樹齢１００年以上の驚きのワイン。
南イタリアとは思えない、きれいな酸と
フランボワーズ、野いちご、丁子などの漢方、おいしいミネラル。
初カツオとタジャスカオリーブとのバランスは素晴らしい。

Brunello di Montalcino'04 Verbena
ブルネッロ　ディ　モンタルチーノ'０４　ヴェルベーナ

モンタルチーノの北側の小さな家族経営の
造り手。
近年温暖化が大きな問題になっているが
優れた畑と誠実な造りによって
サンジョヴェーゼらしい切れ味を兼ね備える。
モンタルチーノらしい上品な芳香。
今回はフランス産の仔鳩にアクセントを意識したセレクト。

Taurasi Vigna Cinque Querce'04 Salvatore Molettieri
タウラージ　ヴィーニャ　チンクエ　クエルチェ'０４　サルヴァトーレ　モレッティエーリ

タウラージ最高の造り手と呼び名の高い
黒系果実の中に上品な酸を兼ね備えた
極めて凝縮度高い逸品。
しおれたバラ的な華やかさとアクセントになる
スパイス。
アリアニコが物凄いポテンシャルを持っていることを
改めて証明してくれた。

Chimera Albana di Romagna Passiti'03 Giovanni Madonia
"キメラ"　アルバーナ　ディ　ロマーニャ'０３　ジョヴァンニ　マドニア

エミリア　ロマーニャの代表的なザートワイン。
アンズ、カリンやフローラル。
あくまでも上品な甘みの中においしいミネラルと
心地良い苦味。
でしゃばり過ぎない質感がクレーマ　カタナーラ
と見事な相性。

キャビアのせフランス産
ホワイトアスパラガスのムース

冨山産白海老と山菜のフリット

自家製ピチ
蛍烏賊と行者にんにくの
フレッシュトマトソース

初カツオのタルタル
タジャスカオリーブ風味

フランス産仔鳩のロースト
編笠茸と黒トリュフのリゾット添え

インテルノとカチョカヴァッロの
インヴォルティーニ

クレーマ　カタラーナと
フィオール　ディ　ラッテと
杏のジェラート